今日は、中山道ウオークを目的として初行動。
長大な中山道オークの始まりです。
本日のウオーキング歩数、43,821歩。(うちエクササイズウオーク24,805歩)、消費カロリー1,505kcal。
2009年9月26日(土)
まずはJR奈良線で京都駅へ。
実はJR奈良線は、一部区間を除き このように単線なんです。
京都駅に到着。
近江塩津行きの新快速に乗りこみます。
常に先頭車両に乗ることにしていますが、その理由は先頭車両がいつもとっても空いているから。
列車が瀬田川を渡ります。
米原駅着。
特急「しらさぎ」が停車中。
まずは米原駅西口から米原公民館へ。
「雪かき車キ555」をを観るためです。
重量感溢れるSLのキ555。
屋根の上のものは何だろう?
雪かき装置。
これまた重量感あふれるボディ。
前部へ。
機関砲のようにも見えるこの装置は、着雪を防ぐための前照灯のカバー。
時刻はもう午後1時半を過ぎています。
前部は逆光。
前部の写真を撮とるなら午前中でないとダメなようです。
午後からは、青空を入れて前部を撮るとこんな状態。
車体を優先して写すとこんな感じ。
どちらもダメですね。(T_T)
駅前のスーパーで昼食を済ませ再び米原駅へ。
米原駅東口から山の手を目指します。
北陸道中山道分岐点道標を目指して北進。
道標に到着。
歩き慣れた道になったので全く迷わずに来ることができました。
道標。
道標の説明。
中山道の番場宿を目指すことに。
深坂峠通過。
県道240号線へ。
米原高校前通過。
コスモスの花が盛り。
車がほとんど通らない県道。
前回来た時には、この辺りで農作業の片づけをしていたおばちゃんから飴をもらいました。
彼岸花の盛りはもう終わっていました。
j花の色が白っぽくなっていました。
番場宿の家並みが見えてきました。
番場宿に到着。
汽車汽船道標。
番場宿碑。
いよいよ中山道へ。
中山道ウオークの記念すべき第一歩。
いい雰囲気の道を歩きます。
ただ・・・・・。
あまりにも日差しがきついので背中が暑くてたまりません。
久礼に着きました。
久礼の家並み。
北陸自動車道の下をくぐります。
北陸自動車道の少し手前に一里塚が。
久礼の一里塚から少し歩くと国道21号線に突き当ります。
21号線を横断してこの道へ。
21号線を進むのではありません。
敬永寺前通過。
天台宗から浄土真宗に改宗したお寺です。
樋口。
ここで国道21号線を横断し左側のこの道へ。
とってもいい雰囲気。
茶屋道館。
再び国道21号線に突き当ります。
ここから先は丹生川を渡るまで21号線を歩きます。
丹生川に到着。
「一類孤魂等衆」の石碑。
一類孤魂等衆の説明。
碑の傍らに小さな祠がありました。
丹生川を渡り国道21号線を少し進んでここを右折。
六軒茶屋前通過。
醒ヶ井宿へ。
西行水へ寄ります。
西行水にまつわる不思議な話。
とっても落ち着いた家並み。
地蔵川に架かる醒井大橋を渡ります。
十王水。
梅花藻の花がまだ咲いていました。
十王水の説明。
旅籠「たたみ屋」。
問屋場跡。
おそらく消火器が入っているんでしょうね。
本陣跡へ。
本陣跡に建つ建物。
可憐な百合の花が。
長寿橋を渡り延命地蔵尊へ。
地蔵尊の説明。
延命地蔵尊のすぐ上は北陸自動車道。
井醒の水。
21号線まで出て馬頭観音にご挨拶。
醒ヶ井宿を抜けると、中山道は北陸自動車道と国道21号線の間になります。
この道が中山道。
「工事中につき通行止め」のお知らせが立っていますが、役所のこんなお知らせは信用しないことにしています。
だからこの道へ。
やはり工事など全く行われていませんでした。
鶯ヶ端跡。
鶯ヶ端の説明。
「仏心水」なるものがありました。
「仏心水」の井戸の中。
水は今も生活に利用されているようです。
建物の中にこんな写真が貼ってありました。
こんな言葉が井戸の中に刻んであるんでしょうか?
一里塚跡。
この付近で、銀色の物を持って家から出てきて溝の前でしゃがみこんだ結構可愛い女性がいました。
銀色の物を持っていたのでデジカメだと思い「何を写すのかな?」と思っていたら、その銀色の物はデジカメではなく爪切りでした。
溝の上でパチンパチンと爪を切る女性を見ながら「我が家では家の外で爪を切る習慣はないなあ・・・・。」と思いました、
旧街道ウオークは本当にいいですねえ。
樹齢500年とされる欅の大木がある八幡神宮前通過。
再び国道21号線に出ました。
巨大な中山道碑。
ここからは少しですが国道21号線を歩きます。
そしてこのラブホの横で再び中山道へ入ります。
左に梓川を見ながら歩きます。
やけにラブホが多いなあと思っていたら、それは国道21号線沿いに建っているもの。
でもこの中山道側にもラブホの出入り口があります。
「目立たないように」と思ったんでしょうか、車で中山道へラブホから出てきたカップルに出会いました。(@_@)
街道沿いの松並木。
昔は松並木とは言わず「並び松」と呼んでいたそうです。
おいしそうな栗が。
梓川に架かる橋を渡った後は、そんなに長い距離ではないのですが北陸自動車道と国道21号線と中山道が仲良く並行して伸びています。
ここを左に行くと近江長岡に至ります。
中山道は当然ながら直進。
中山道碑。
杉木立の中を進みます。
菖蒲ヶ池跡。
柏原宿へ入りました。
「旧中山道」と言うのは竹藪の中を通る道。
この辺りでは、一部本来の中山道とは違う道を通るようです。
でもそれで十分。
私は旧街道の完全な歩破は目的としていません。
旧街道の雰囲気が大好きなだけ。
蚊にバツバツに刺される可能性があっても、それでも藪の中を通る「本来の中山道」を歩きたいとは、全く思いません。
いいですねえ。
これに昆ちゃんの「大塚ボンカレー」の宣伝看板がかかっていれば申し分ないのですが。
柏原宿の西見附址。
一里塚跡へ。
柏原一里塚跡。
「やくし道」道標。
道標の説明。
西の荷蔵跡。
荷蔵跡の説明。
柏原宿にはこうした当時の看板を再現したものが多数あります。
これが何か分かりますか?
錆びついていてもう使われていませんが、これはペットフードの自動販売機なのです。
ペットフードの自動販売機は初めて見ました。
とってもいい感じの柏原宿。
酒造りの樽。
説明。
本陣跡へ。
本陣跡の建物。
寝物語の里って一体何だろう・・・・・?
東見附跡。
柏原宿を出ます。
次は関ヶ原まで歩き、関ヶ原駅から帰路につこうと思います。
中山道欅並木を歩きます。
薄暗くなってきました。
どうやら寝物語の里へ着いた模様。
ここは近江と美濃の国境。
寝ながら壁越しに他国の人の話が聞ける。
な〜るほど。
岐阜県へ。
芭蕉句碑。
芭蕉もこの道を通ったんですね。
さっきJRの線路を渡ったんですが、ここで再び東海道線の線路を渡ります。
国道21号線を横切り今須宿へ。
今須ではすれ違った高校生が「こんばんは!」と声をかけてきたり、あるいは家から出てきた可愛い若奥さんが「こんばんは」とにっこりとほほ笑んだり。
とってもいい感じでした。
辺りがかなり暗くなってきました。
今日はライトを持参していないのでこうした常夜灯がありがたい限り。
今須宿の本陣と脇本陣跡。
再び国道21号線と出会いました。
21号線を少しだけ歩き、この先で国道を横断しなくてはなりません。
今須宿の一里塚。
国道を横断し山中方面へ。
道は舗装されていますが、街灯は入り口付近の数基を除くと皆無の山道が中山道。
人は当然ですが、車も全く通りません。
ライトを持参していませんが半月が出ているので、その明かるさで数kmのウオークは可能だろうなと考え歩き始めました。
しかし道には両側から木が生い茂り、月明かりが次第に届かなくなってきました。
とうとう道そのものが見えなくなりました。
道が直進なのかカーブしているのかすら分からなくなり極めて危険なので、この道を歩くことを断念。
Uターンし、真っ暗な中を歩いて何とか国道まで戻ることができました。
今日は今まで全く道を間違わなかったんですが、山中へ行かず国道に戻ったため道が分からなくなりました。
簡単な地図は持っているのですが、ライトがないためその地図を見ることができません。(>_<)
国道21号線をかなり歩いて、やっとのことで再び中山道を見つけることができました。
地図もあるしこれで安心!と思ったjけれど違いました
暗くて地図が全く見えないので、やはり道は分からないまま。
不破関守址を発見。
でもこれが何なのかさっぱり分かりません。
それより関ヶ原駅はどっちなんだろう・・・・・?
人が一人もいないので尋ねることもできません。
やっとこさ関ヶ原駅に到着。
さて早く帰ろうっと。
初めての中山道ウオーク。
米原散策を含めた約30kmを、およそ5時間半で歩きました。
山中越えを断念した辺りからかなり大変でした。
でも、中山道の魅力を深く心に刻みました。
「いつかは始めよう」と考えていた中山道ウオーク。
まだ全線歩破を果たしていない東海道に加え、とうとう中山道という大きな街道をウオークで攻略するターゲットにしてしまいました。
長大な中山道。
がんばらなきゃ!
旧街道の魅力、それはは私の想像よりはるかに大きい。
旧街道って最高。
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